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いわて銀河100kmマラソン
公式インフォメーションサイト
本大会は、自治体より助成を受けずに、皆様のエントリー費及び協賛企業様のご協力のもと運営管理しおります。
共に走り切るという一体感
初夏の岩手で生まれるドラマ
EKIDEN DRAMA
ひとりひとりの銀河100ドラマ
ある日の早朝、社長に無理やり隣町まで連れてこられた
それが生涯の趣味になるなんて思わなかった
数年前から職場の先輩と社長がやたら仲がいい。
週末になるとニヤニヤしながら休日の打ち合わせをしてる。
最初はゴルフかなんかだと思っていたが、実はランニングだという。
「おい菊田、お前もどうだ?」
高校はサッカー部だったし、営業だからそれなりに足腰には自信がある。
ただそんな理由で半強制的に興味もなかった駅伝に出ることになった。
まさかそれが生涯の趣味になるとは知らず。
フットサル仲間と思い出作りにマラソン参戦
不思議と団結したチームは予想外の好成績で有終の美
高校時代の同級生と長年続けてきたフットサルのチーム。
相棒の転勤や自分の仕事の都合で今年限りで解散することになった。
「思い出作りに駅伝でも参加するか」という話になりOBも誘い100kmを完走。
チーム最後の全国大会前に不思議と仲間が団結していた。
2週間後、県内勢では撃破不可能と言われた中央の強豪チームと対戦。
結果は自分達でも予想外の善戦とPK戦で大金星。
優勝こそ逃したが、チームの誰もが思った。ピッチに神様はいる...と。
町内会青年部の飲み会でメタボが話題になった
冗談半分で参加してみたら病みつきになった
大学や実業団の駅伝ともまた違う特別な空気。
一人2区間ずつ走り、トータルで去年の記録を14分以上短縮した
何とも言えない達成感の残る翌週、朝になると家の前を走っていく仲間。
追いついてやろうとシューズの紐を結ぶ。
目標がなかった日常にふと現れた日々の励みと健康管理。気が付けば1年半で現役時代の体重に戻っていた。玄関の門を開ける背中から妻が言った。
「来年は私も走ってみようかしら」
まだまだ抜かれる訳にはいかない
普段職場では味わえない一体感はなんとも形容しがたい
今年も工場の若い奴とはるばる岩手の北上に来た。
二回りは年が違うから仲がいい訳でもなく、かといって疎遠でもない。
ただ初夏になると、少しだけ会話が増える時期がある。
淡々と時計を眺めながら、入念にウォーミングアップをする。
タイムを見ながら妙な緊張感と高揚感につつまれる。
「えい、おつかれーい」
タスキを受け取って走り始めながら、壮大な岩手山を正面にふと思う。
俺もいつまで走り続けられるのかなぁ。
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